大学4年の時に、交換留学生としてカリフォルニア大学に一年通いました。大学寮にはいり、同年代のアメリカ人2人と同室で過ごしました。最初英語の話し方がわからず、それでもルームメートと仲良くなりたくて必死でジェスチャーまじりのつたない英語ではなしかけていました。
ルームメートは二人ともわたしのことを「なんだか必死なおかしな日本人」だと思っていたようです。気長に会話にいれてくれました。
アメリカに渡って約1ヶ月後のことです。
ある夜、なんと、自分が英語を自由にはなしている夢をみました。そして目覚めたその日から言いたいことを不自由なく話せるようになっていました。
これは不思議な現象です。
でも書物のなかでも取り上げられている科学的な脳の習性のようです。
つまり、人のあたまの中にはそれぞれおおきなバケツがあります。それは語学習得のためのバケツです。
英語に関するあらゆるもの、それは音楽だったり映画、小説、もちろん学校英語などなど。とにかくそのバケツの中に英語を放り込んでいくのです。
バケツの中身がいっぱいで溢れ出した瞬間から英語が操れるようになるのです。
バケツのおおきさはどのくらいなのかはわかりません。でもひたすら英語で満たしてく。
そうすれば誰だって英語を習得できます。